TAMAちゃん通信

コロナ対応2年目

当院が川崎市コロナ対応の重点医療機関病院として患者さんを受け入れ2年目となり、多くの中等症の患者を受け入れてきました。当初よりはコロナに対してわかってきたこともあり、治療や看護としてもできることが多くなりました。しかし、まだ通常通りにはいきません。隔離状態は続いているため家族との面会はできない状態です。時間は限られますが、面会をリモートで可能にして家族や患者さんの不安を軽減できるように心がけています。また、少しでも季節感を感じられるように、小児科スタッフで作成してくれた飾りを貼っています。これからも患者さんのケアの充実と感染防止対策を徹底し、多職種で協働して頑張ります!
小児科で作成された飾りとリモート面会の様子

2021年度 新人看護師研修

今年度、多摩病院には44名の新人看護師が入職しました。
COVID19の影響で臨地実習に行かれなかった不安を少しでも緩和し、自分に合った部署を選択できるよう、今年度は「ジョブローテーション」「臨地STUDY」を実施しています。ジョブローテーションでは12の部署を各2日経験し、それぞれの部署の特徴を捉えながら看護を実践しています。また臨地STUDYでは5日間、1-2名の患者を受持ち、看護を展開しながら部署での1日の流れを学んでいます。看護技術はOJTとOFF-JTを組み合わせて習得できるように工夫しています。OFF-JTでは実際の病棟の部屋を使用し実践に近い環境の中で、心理的な安全が保たれた状態で練習ができるようにしています。OJTでは、チームメンバー全員で新人指導を行っています。

手術室での新型コロナ感染症(COVID-19)患者さん対応

2020年度はCOVID-19対策に力を入れてきました。当手術室では、当院がCOVID-19陽性患者さんを受け入れる以前より、マニュアル作成、スタッフの防護服着用訓練、医師を交えたシミュレーションを重ねてきました。全身麻酔(挿管・抜管)時や顔面、鼻腔や口腔内手術等、手術室は飛沫感染のリスクが他部署に比べて高いです。そのため、麻酔科医と共に医療従事者が感染しない、感染を広げない環境作りを心掛けてきました。入院患者さんのPCR検査が定着するまでは、鼻腔・口腔内手術は、手術室内では疑似症と同様の防護服対応としていました。そのため、防護服着用の訓練が日常的に行われていました。写真はシミュレーションの時のものです。マニュアルをもとに、役割を決めて訓練を行いました。
手術室1は陰圧部屋のため、COVID-19対応手術室としています。手術室は、COVID-19最前線の部署ではありませんが、いつでも対応できるよう、これからも準備を重ねていきます

新型コロナウィルス感染症対応について

川崎市立多摩病院では、2020年2月3日、横浜港に到着したダイヤモンドプリンセス号の患者さん受け入れから約1年間、新型コロナウィルス感染症(新型コロナ)の患者さん・疑似症患者さんを受けいれています。受け入れ当初、私たちは経験したことのない感染症への対応に「自分たちも感染するかもしれない」という脅威を感じつつ慣れない防護服を身に付け患者ケアに従事しました。しかし、少しずつ新型コロナのことが解明され、私たちの防護服も2重から1重へと変わりました。また、徐々に防護服の着脱にも慣れました。
私たちが誇れることは、徹底した感染対策のもと医療従事者が1人として患者さんから感染したことがないことです。2月になり医療者へのワクチン接種が開始されています。当院でもワクチン接種の準備が進んでいます。ワクチン接種が始まっても新型コロナへの対応はしばらく続くことが予測されます。引きつづき、私たちは新型コロナ対応に多職種で対応していきます。これからも皆さん一人ひとりに感染管理を継続していただき、1日も早い新型コロナ感染が終息することを心から祈ります。

腎センター 災害訓練について

腎センターでは「火災」をテーマに10月6日に机上訓練、12月21日に実働防災訓練を実施しました。
当科では医師、看護師、臨床工学技士、看護助手、医療事務の5職種で協働して働いています。災害時全職種と協力し、透析の患者さんを安全に避難できるように日頃から訓練が必要です。今年度は、アクションアードを改定、全職種の動きが記載された小冊子型とし、該当職種不在時も役割を補えるようにしました。また昨年の課題であった避難後の患者さんとスタッフの安全確認が確実に行えるよう、持ち出し物品の整理や項目の追加を行いました。今年はコロナ禍のためソーシャルディスタンスに考慮し、人形を作成する等の工夫をしながら改定したアクションカードに沿って、全職種の動きを把握することを目的に机上訓練を実施しました。
実働防災訓練においても全職種が参加し、治療継続の判断、透析の離脱手技、エアストレッチャーやシーツを用いた担送者の避難などを行いました。課題は、副隊長が避難状況を把握できるようメンバーがタイムリーに経過状況を報告し、副隊長が適切な指示命令をだせるようメンバーシップを発揮し、安全で速やかな避難につながる行動がとれることです。職種により災害の知識や認識の違いもあったため、全職種で同様に災害の知識や認識を高めていく必要性を感じました。発災を予測することは難しいため、平時から災害時に備えられるよう引き続き取り組んできたいと考えています。

4西病棟 担当診療科の紹介

4西病棟は、消化器肝臓内科、総合診療内科に加え、新たに血液内科が加わりました。
血液内科の主な疾患は、急性白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫・骨髄異形成症候群などになります。
血液疾患の検査である骨髄穿刺や治療については医師からレクチャーを受け、実際の化学療法に関しては薬剤師、外来化学療法室の看護師と連携を図りながら取り組んでいます。
患者さんが安心して治療を受けられるように知識や技術の習得に日々頑張っています。

アドバンス助産師の取り組み

 「少子化」とは、出生率が低下し子どもの数が減少することを表した言葉です。日本では少子化が続いていますが、当院の分娩件数は年間450件前後を維持しています。
3西ひまわり病棟は産婦人科と内科の混合病棟ですが、助産師の活動についてご紹介します。「アドバンス助産師」とは日本看護協会から認定された、自律して助産ケアを提供できる助産師のことをいいます。病棟の助産師17名中アドバンス助産師は6名、外来の助産師4名中アドバンス助産師は2名在籍しています。病棟と外来の助産師が連携し、妊娠期から分娩期、産褥期のケアと育児支援を行っています。分娩期は、産婦人科医と協働し助産師主体となって産婦に寄り添い、自然分娩に力を入れています。
アドバンス助産師は、助産師のアセスメント能力、ケア力向上のため、日々後輩育成に力を注いでいます。